OBの皆さんが大山に来てくれました!!

冬季登山

令和3年卒 大井 裕介

山行概要

日時:2025年3月1日~2日

メンバー:大井、徳永さん、真達さん、ヘイキさん、クリスさん

行程:

  • 1日:大山駐車場(7:30)→大山神社(9:55)→元谷避難小屋(8:30)→天狗沢取着(10:00)→剣ヶ峰(11:45)→弥山山頂(12:30)→元谷避難小屋(13:30)
  • 2日:元谷避難小屋(7:00)→駐車場(8:00)

概念図

記録

松江に転勤となって1年経ちましたが、元気に山を続けてる大井です!

今回はOBの方々を大山に誘ったところ、徳永さん、真達さん、ヘイキさんご夫婦が来てくれました!

2日の天気が悪いため、1日だけの登攀となってしまいましたが、私と真達さんは北壁の登攀、徳永さんは元谷までのハイキング、ヘイキさん夫婦はBCと各々楽しむことができました。

3月1日(快晴)

真達さんと6:45に米子駅で合流し、大山の駐車場まで移動。米子の街中から大山の駐車場までは、なんと30分で着けてしまいます。

7:30に駐車場を出発し、大山神社でお参りをしつつ、ベースとなる元谷へ。

駐車場から1時間で元谷に到着。1日は天気が北壁が一望できました。

大山は標高が1700m程しかありませんが、日本海の気候ということもあって完全に雪と岩の世界。雰囲気は北アルプスの山々を見ているようです。

元谷の避難小屋周辺に荷物をデポして、天狗沢に出発。今回目指す天狗沢は短いながらも氷が発達している大山では唯一アイスクライミングができるルートで、最高峰の剣ヶ峰の山頂に向かってダイレクトに登れます。

10:00に取り付き着。10:15より登攀開始。1p目は真達さんがリード。40m程でピッチを切りました。氷自体は寝ているので難しくはないですが、当日は登攀中もずっと落氷や落石が続いていたため、谷の左側を登りました。

1p目をフォローで登る大井。

上から見ると凄いところを登っているように見えます。

2p目は大井がリード。出だし10mもいかないうちに氷パートはなくなり、後は雪壁登り。30m程ロープを出したところでピッチを切り、後はコンテで山頂に向かって進みました。

ひたすら山頂へ。

沢地形を抜けて小尾根に乗ると主稜線はもうすぐそこ。

ウイニングロードを行く真達さん。

11:45剣ヶ峰山頂。取りつきから2時間ほどで着いてしまった。

剣ヶ峰からは稜線を縦走して、夏の山頂を経由して元谷へ帰りました。

最高峰の剣ヶ峰へ続く縦走路は崩壊が激しいため、冬だけ通過できるルートになります。

海を見ながらの縦走は大変気持ちが良いです。

夏の山頂でも記念写真を撮影。

天気が良くて本当に気持ちいい!

途中でヘイキさんたちと合流。ヘイキさん達は6合目に板を置いて、山頂まで歩きでピストンした後に、スキーで元谷まで降りてくるそう。

13:30には小屋に帰ってきてしまいました。やることがなくなってしまったため(もう1本登れたのでは?)、テント場の整地をしつつ、2人でビールを飲みながら、徳永さんを待ちました。

15時前に徳永さんと合流し、徳永さんとも乾杯。

16時前にヘイキさん達も小屋に降りてきました。この1週間気温が高かったため、雪が重かったそう。完全に春山のコンディションでした。

全員集まったあとは、テントの中で宴会がスタート。ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、梅酒何でもござれでした。大井の餃子鍋も好評で嬉しい限りです。

3月2日(雨)

1日の夜から雨が降り始めたため、2日に予定していた幻のカンテはあきらめて撤収することに。雨の止み間を狙ってスピード撤退。撤退前に集合写真を撮りましたが、ガスガスで何も映ってませんでした。朝食を食べずに下山したため、街中のコメダでモーニングを食べてからそのまま解散となりました。

まとめ

1日に登った天狗沢は降雪直後は雪崩の危険性があるものの、大山最高峰の剣ヶ峰にストレートに登れる良いルートでした。

今回は、1日は素晴らしい天気で登ることができただけに、2日の天気が雨と残念な結果になってしまいましたが、そこは来年のお楽しみということで。

OBの皆さんも大山を気に入っていただけたようで、来年も来ていただけるとのこと!

来年はOB、現役問わず大勢に集まって欲しいです。

最近ようやくクライマーとして恰好が付き始めてきた所ですので、じゃんじゃん誘っていただけると嬉しいです。松江からでも飛んでいきます。

リンク