城山でサーキット?クライミング

フリークライミング

若月稜斗

山行概要

日時:2026/4/9(木)

メンバー:真達、若月

行程:

  • 9日:城山登山口(7:30)→南壁(7:45)→二間バンド(9:10)→チューブロック(10:00)→ワイルドボアゴージ(10:50)→ミッドウェーウォール(11:40)→クッキングワールド(13:00)→城山山頂(13:50)→城山登山口(14:30)

サーキット概念図

記録

若月は来月から海外へ旅立つので、その前に一度登ろう!ということで、真達さんと城山に行ってきました。

城山は静岡県の伊豆にあるクライミングエリアです。アプローチが手軽な割に、かなりのルート数があり、涼しい季節には毎週のように多くのクライマーが集まります。 また、質が高く、それでいて性質が異なる課題が混在する点も城山の大きな魅力です。 南壁は広大なスラブ壁を活かしたマルチピッチクライミング、ワイルドボア周辺は前傾壁の高難度スポーツルートが中心です。 今回は色々なジャンルのルートを味わい尽くすべく、「クライミングしながら山頂を目指す」をテーマに、サーキット的な遊び方をしてみました。

登ったエリアは下記の6か所です(概念図参照)

①南壁→②二間バンド→③チューブロック→④ワイルドボア→⑤ミッドウェーウォール→⑥クッキングワールド

結果的にはエリア間を思ったよりもスムーズに移動でき、良い感じで山頂に立つことができました。 近所すぎて久しく行っていなかった城山ですが、新たな魅力を発見したような気がします。

4月9日

スタートは南壁から。

まずは二間バンドを目指して、「バトルランナー 5.10a」を登攀。

初心者にも人気のルートですが、出だしからボルトが遠くて緊張しました。

30mくらい登ってピッチを切って、

オアシステラス左横の終了点で真達さんをビレイ。

2P目は真達さんリード。

大きなハングも楽々突破してました。

荷物はフォローが背負いますが、一日分の水と食料が入っているのでちょっと重い。

3P目は若月がスラブを上がり、

最後はブッシュ帯へ突入。

そのままブッシュ帯を歩くと、間もなく二間バンド。

真下は人気エリアの南壁なので、この辺りは落石厳禁です。

二間バンドでは、人気ルートの「フェイト 5.12a」をトライ。

写真では伝わりにくいですが、すごい傾斜でした。

ハングをグイグイ登って、二人とも完登!

ロケーションも素晴らしく、気持ちの良いルートでした。

荷物をまとめて、チューブロックへ移動。

チューブロックでは「生と死の分岐点 5.12b」をトライ。

これも大人気ルートです。

細かいパートも何とか処理して、こちらも二人とも完登!いい感じ。

チューブロックからは、これから登るミッドウェーウォールがよく見えました。

見事なスラブ壁ですが、あまり登ったという話は聞きません。

ワイルドボアでは「OVERDRIVE 5.11d」をチョイス。

これも一押しの持久系ルート。現在選定中の日本の100ルートでも候補に挙がってるんだとか?

疲れも出てきてましたが、何とか押し切って完登!

3つ星ルートを次々に登れて、若月も真達さんもニッコニコでした。

ワイルドボアの次は、ミッドウェーウォールへ移動。

情報が少ないけれど立派な壁で、若月としては今回のサーキットで最も楽しみなエリアでした。

トポと実物を見比べて、弱点を突いていそうな「JNCCルート 10b」に取り付くことに。

ボルトの状態は悪くありませんが、岩の表面がザラザラで気を使うクライミング。

1P目の終了点から。狩野川と新緑が良い感じ。

ちなみに真達さんのこのポーズ、「山」の形を手で表現してるらしいです。

※私に中指を立てているわけではありません。

2P目は真達さんリード。

相変わらず岩の表面はザラザラですが、一直線にスラブを登る良いライン。

フォローの若月。新緑と桜が良い味出してます。

ミッドウェーウォールのてっぺんからは、クッキングワールドという、山頂直下のクライミングエリアまで歩き。

本当に行けるのか?と半信半疑で藪の中を進むと…

2分くらいで到着。こんなに近いんですね。

とりあえず正面にあった「ゴルゴンゾーラ 5.11a」をトライ。

短いけれど一癖あって、いい意味で嫌らしいルートでした(ちなみにこのルートも100岩では3つ星です)

最後は「トマッテーナ 5.10b」

こちらはスッキリ、さわやかな内容。終了点からの眺めも良く、サーキットの締めにピッタリでした。

クッキングワールドから踏み跡を歩くと、

5分くらいで城山の山頂。

エリア間の移動もスムーズで、けっこう良いサーキットになったのでは?

お疲れさまでした~

自分に合わせて平日に休みを取ってくれた真達さんに感謝です!

まとめ

平日で人が少なく、新緑もきれいで、快適なクライミングでした。 初めてのルートはもちろん気合が入りましたし、学生の頃に苦労して登ったルートを、改めて触るのも成長が感じられて嬉しかったです。

今回登ったルートの中で、再登者が圧倒的に少ないのはミッドウェーウォールでしょう。 登ってみた正直な感想としては、岩の表面のザラつきが酷く、快適とは言えませんでした。 しかし、岩の堅さやスケール、ロケーションは素晴らしく、壁自体のポテンシャルは間違いなく高いです。 綺麗になれば相当良いルートになりそうなので、これからもっと登られてほしいエリアです。

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